【雑記】2018年8月
どうも、カシューナッツです。
雑記では一、二ヶ月に一度小説・映画・ゲーム・漫画・アニメなどの感想を書いていけたらなと思っています。
このブログのメインであるアイマス要素はほとんどないと思います。
色んな作品のネタバレを含みますのでご注意ください。
目次
小説
映画
- 「SAW」
- 「野火」
漫画
アニメ
小説
- 伊坂幸太郎『魔王』
自分の思ったことを誰かに言わせることができる「腹話術」の能力を持つ安藤を主人公とする「魔王」と、その弟である10分の1=1という能力を持つ潤也が主人公の「呼吸」の二編からなる長編小説。
文庫版あとがきにて作者自身があくまでフィクションと言ってるように現実の政治状況とは全く関係ないんだけど、現実に起こってもおかしくないと思わせるような感覚。
初めて伊坂幸太郎作品を読んだけど人気作家なだけ読みやすくて面白かった。
『生徒会の一存』シリーズの番外として本編後の生徒会を描いた作品。当然本編後なので杉崎鍵以外の生徒会メンバーは総取っ替え、本編に引けを取らない個性的なメンバーが登場。
メインの話としては生徒会メンバーに選ばれたのにも関わらず生徒会に参加しない役員を杉崎が色々頑張って連れてくる展開。
元生徒会メンバーも登場してくるから懐かしさがすごかった。
個人的には会計の火神北斗が好き。後輩キャラっていいよね、
お笑い芸人の爆笑問題が書いた本。週刊プレイボーイの連載をまとめたものと立川談志との対談が載っている。内容は1999-2000年間の時事問題が漫才風に書かれている。文字でしか表現できないネタもあって面白かった。
不支持を集めがちな芸人ではあるが僕は好きだね。
映画
- 「SAW」
密室に閉じ込められた二人の男が謎の人物に殺し合いをさせられる。
徐々に明らかになっていく二人の関係や心理的駆け引きが巧妙に仕掛けられている。グロ要素とサスペンスの融合。
続編もあるらしいからそのうち見る。
- 「野火」
2014年の塚本晋也監督の方。戦争映画ではあるものの戦艦や戦闘機による戦闘シーンは一切無く、一方的な爆撃や餓死による恐怖や戦時下における人肉食の実態が生々しく描かれている。グロシーンは多め。
※映画に関しては他にも見てるんだけど多すぎるから特に良かったものだけに絞ってます。
漫画
- あだち充「KATSU」
「タッチ」「H2」などで有名なあだち充によるボクシング漫画。
あだち充のスポーツ漫画としては初めてプロというものを意識して描かれた作品じゃないかな。
ラストの展開は正直微妙だな。一応岬との決着はつけたけど非公式だしなぁ、紀本とか内田の退場も無理矢理な感じがしたし、香月との恋愛も中途半端に終わって不完全燃焼な終わりだったなぁ。
サッカー漫画。前半は高校サッカー、後半はセリエAに舞台を移す。前半後期でワールドユース、後半後期はオリンピックと国際大会も描いている。
オリンピック編のブラジル戦でのFKからの流れは秀逸。ミランのヴァレンティノ監督もいいキャラしてた。
アニメ
なんでリアルタイムでこのアニメ見てなかったんだろうってくらい面白かった。
南極を目指す女子高生、それだけ聞いたらよくある日常系みたいなんかなぁと思ってたけど、そんなことは全然なく本気で南極を目指す姿がそこに描かれていた。
キマリ、報瀬、日向、結月の四人がそれぞれの想いを胸に南極へ行く。
個人的に一番好きなシーンは6話で日向がパスポートを無くしてどうしようかってところで報瀬がチケットを買い換えるシーン。
報瀬は南極へ行くためには手段を問わない描かれ方をしていたからここでも日向を叱責して先に行くような素振りを見せると思ってたんだけど、それ以上に「四人で南極へ」ということが強調されていて絆を感じたと同時に報瀬の成長を感じることができた。
全編通して5、6回は泣いた。